フランチャイズ加盟オーナー様の声

昭和ガス株式会社 代表取締役社長髙橋政宏さん
「Baluko Laundry Place みずほ台」
「Baluko Laundry Place 東松山本町」
地域密着型のLPガス販売会社\nコインランドリーを地域貢献も兼ねた新規事業に

地域密着型のLPガス販売会社
コインランドリーを地域貢献も兼ねた新規事業に

Baluko Laundry Placeのフランチャイズ加盟オーナーに、開業のきっかけから売り上げの話までインタビュー。
今回お話をお伺いするのは、埼玉県内にある「Baluko Laundry Place みずほ台」と 「Baluko Laundry Place 東松山本町」の2店舗を運営する、昭和ガス株式会社の代表取締役社長、髙橋政宏さんです。


ガス会社とコインランドリーの親和性

昭和ガスは、埼玉県でLPガスを提供する販売会社です。1963年に創業し、埼玉県入間郡に本社を構えています。同社の特徴は、LPガスというエネルギーを「安心・安全」に届けるだけで、はなく、地域の方々の暮らしをより豊かにするためのさまざまなサービスを手がけていることです。

現在は、ガス機器販売、リフォームサービス、ウォーターサーバーや浄水器のレンタル事業、新規事業として無人冷凍販売、そしてBaluko Laundry Place のフランチャイズオーナーとして、コインランドリー事業も展開しています。

「Baluko Laundry Place みずほ台」は2024年4月に、「Baluko Laundry Place 東松山本町」は同年11月にオープンしました。

コインランドリーはガス乾燥機や温水を使用しているので、ガス会社にとって身近な存在です。コインランドリーを様々な形態で運営しているガス会社も珍しくなく、髙橋さんは以前から大変興味があったそうです。

髙橋さん:「当初は、フランチャイズに加盟せず自社で開業することを検討していました。しかし、当たり前のことですが、洗濯機や乾燥機の選定や、最適な設置台数、空間レイアウトなど、投資対効果を踏まえて考えるべきことが多々あります。自力でコインランドリーを開業した同業者からは、機器のメンテナンスやダクトの詰まりなどへの対応で苦労しているといった話を聞くこともあって、こうした点も心配でした。コインランドリーの店舗が増えている中で、競合店よりも良いサービスを提供し続けていくためには、コインランドリーの知見やノウハウを共有してもらえる、フランチャイズとして運営するほうが良いと考えるようになりました」

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そんな髙橋さんの背中を押したのは、あるテレビ番組でコインランドリーが紹介されていたのを見たことがきっかけだったそうです。

決め手はバルコの知名度の高さ

当初、髙橋さんは番組で特集されていた他社のコインランドリーと相談していたそうです。しかし、検討を進めているときにバルコのことも知ったといいます。

髙橋さん:「バルコの話を何人かに聞いてみると、『ときどき使っているよ』と言っていて、『とても綺麗なランドリーで清潔感がある』とのことでした。バルコの評価の高さを実感し、2社で検討することにしました」

その上で、最終的にバルコでの出店を決めた理由について、髙橋さんはこう語ります。

髙橋さん:「まず、バルコを展開している、フランチャイザーであるOKULABの事業規模や利益率が安定していて、経営面で信頼できると感じました。それに、各店の平均売り上げも自分の理想に近く、納得できる水準でした。あとは、ブランド力の高さ。シンプルなデザインで独自の世界観があり、知名度のあるブランドであることも、大きな決め手になりました」

初めてコインランドリーをオープンするフランチャイズオーナーにとって、出店してからの業務は未知の世界。OKULABでは、清掃・集金・メンテナンス・クレーム対応などの日常業務をすべてまかせられるパッケージプランを提供しています。もちろん、フランチャイズオーナー自身や従業員が運営業務を担うことも可能です。その場合、毎日の対応で困らないように、事前のレクチャーとチャットによるサポートを継続して行っていきます。

髙橋さん:「自社が近いこともあり、ごみの回収、清掃や両替の一部を自社で行っています。そして困ったことがあればチャットで問い合わせています。毎日の清掃を低価格で委託できるのは助かりますし、マシンのメンテナンスやSNSなどクレームの対応、販促などをおまかせできるのはとても心強いです」

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毎月目標を軽々達成、投資対効果を実感する日々

昭和ガスにとって1号店となる「Baluko Laundry Place みずほ台」の出店場所は、昭和ガスの本社があった縁起の良い土地。幹線道路沿いの好立地で、髙橋さんが子どもの頃は自宅兼会社でした。現在も近隣の方々とのつながりが深く、たとえば、看板が風で倒れた場合、直ぐに連絡を入れてくれるといいます。地域にとっても、髙橋さんにとっても、なじみのある場所なのです。

店舗は、白と木目を基調としたシンプルなインテリアで、通りに面した壁はガラス張り。交差点の近くに店舗があるので、信号待ちのとき、クルマの中からも洗濯機や乾燥機がずらりと並ぶ店内の様子が自然と目に留まる。そんな立地を生かした設計となっています。また、7台分の駐車場を備え、車で来店されるお客さまも多いそうです。

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髙橋さん:「店舗の設計をはじめ、洗濯機や乾燥機の台数などは、OKULABにお任せしました。商圏の特徴や投資対効果などを鑑みながら提案していただき、売り上げは毎月、想定以上で目標を軽々達成している状況です。毎月1回、昭和ガスの会計士にコインランドリー事業の投資に対し、減価償却や売り上げなどコストをチェックしてもらっているのですが、今のところ全く問題なく、順調に推移しています」

髙橋さんは「バルコで出店して良かった」と思う瞬間があるそうです。

髙橋さん:「仕事の途中でバルコに立ち寄ったときなどに、お客さまから『近くにバルコができて良かった』と言われることが多々あるんです。『清潔感のある店舗で使いやすい』といったお褒めの言葉も良く聞きます」

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災害時の協力体制を事前に確認

「Baluko Laundry Place みずほ台」は、富士見市と災害時にランドリー設備と防災用品の利用を無償提供する協定を結んでいます。LPガスをはじめ地域密着型のサービスを展開している昭和ガスさんらしい取り組みの一つです。

髙橋さん:「災害が発生したとき、ランドリー用のガスを炊き出し用として使用できるように設備を整え、専用のガスコンロや鍋、ガス発電機、電灯などは、店舗の裏にある倉庫に格納してあります。コインランドリーだからこそできる地域貢献で、1カ月間、ガスもランドリーの設備も、炊き出しなどの道具などもすべて無償で貸し出すという内容です」

現在、昭和ガスではバルコの3店舗目、4店舗目のオープンも計画しているそうです。

髙橋さん:「これからの課題は、昭和ガスとして手がける事業との相乗効果を図ること。どういった方法があるか、オープン前から担当してくれているOKULABとアイデアを練っています」

最後に、これから開業を考える方々へ、次のようなメッセージをいただきました。

髙橋さん:「経営者にとって、気になることの一つは、やはり収支問題ではないでしょうか。実際に運営していて感じているのは、このビジネスモデルは売り上げのブレがなく、認知の高まりと比例して年々着実に伸びていくという点です。私も当初は不安もありましたが、OKULABは、収支の予測はもちろん、コインランドリーの商圏として適しているかどうかも含め、しっかり提案してくれました。もしも、その土地が出店予定の土地が不向きであれば、はっきり「やめたほうがいい」と伝えてくれるはずです。経営者にとって忖度(そんたく)のない、正直なアドバイスをしてくれる。それが、私がOKULABに信頼を寄せている大きな理由の一つです」